全国にたくさんの支店があるというような企業の場合は、社員全員が会議を開いて話し合いをしなければいけないと言うときに、一つの所に集まることが難しくなっています。そこで実践されているのがテレビ会議やWEB会議というような方法です。しかし実際にどの方法を導入すればいいのかわからないという人も少なくありません。そこでまずはそれぞれの特徴を理解して比較検討することが必要になります。

テレビ会議システムといわれるものは、利用形態がハードウェアとなっています。回線はインターネットによる専用回線で、初期費用としては専用回線の設置費用とハードウェア購入費用が必要になります。しかしランニングコストは年間の保守だけとなっています。基本的に会議に利用されるようになっており、ハードウェアを追加購入することで拡張性が広がります。

映像や音声に対応していますが、データ共有は表示だけとなります。これと比較してWEB会議サービスですが、パブリッククラウド型といわれる物では利用形態がクラウドサービスとして提供されているWEB会議にプラウザからアクセスする形となっています。回線はプライベートクラウドのインターネットを利用します。初期登用費用のみでランニングコストは月額固定料金となっています。

利用場所は会議室や自室や外出先など自由です。会議や共同作業として使うことができます。映像や音声やデータ共有をすることができます。このようにそれぞれのシステムを比較して検討することが大切です。